Pleiades All in One 日本語ディストリビューション (zip) ダウンロード

       Eclipse 3.4.2 Ganymede SR2 32bit ベース / Pleiades All in One 3.4.2.20090426
  • 開発対象となる言語に合わせてパッケージをダウンロードしてください。
  • Full All in One (JRE あり) 推奨。後述の「JRE あり」版についてを参照。
  • Java パッケージ JRE ありは Vector の自己解凍書庫 (.exe) にリダイレクトされる場合があります。
  • Pleiades 本体は dropins/MergeDoc/eclipse に格納されています。Pleiades 本体を更新する場合はこのディレクトリーを上書きしてください。

  •  従来の plugins、features ディレクトリーに格納されたプラグイン。
  •  Eclipse 3.4 から導入された dropins ディレクトリーに格納されたプラグイン。
  •  プラグイン以外のサーバーやツール。「JRE あり」版にのみ付属。
 
ミラー・サーバーの選択
 

Platform Ultimate Java C/C++ PHP Ruby Python
Full All in One (JRE あり) 
Standard All in One (JRE なし) 
Eclipse 実行用 JRE 6
開発対象用 JRE 1.4.2_191.5.0_176u12
Instant Rails 2.0
MinGW 5.1.4、MSYS 1.0.10
Python 2.5.4
Tomcat 5.0.305.5.276.0.18
XAMPP 1.7.0
PDT Zend Debugger 5.2.14-cygwin_nt-i386
Pleiades 1.3.1.I20090419
JStyle 3.4.2.3
CDT 5.0.2.200901300802
CVS 1.1.2.R342_v20090122
GEF 3.4.2.v20090218
JDT 3.4.2.r342_v20081217
PDE 3.4.2.R342_v20090122
PDT 2.0.0.v20081229-1135
RSE 3.0.3.v200902042310
Subversive 0.7.7.I20090224-1900
Subversive JDT Ignore Extension
VE 1.4.0.v20080910
WTP JST 3.0.4
WTP WST 3.0.4
  AmaterasERD 1.0.5
  AmaterasUML 1.3.1
  AnyEdit tools 2.1.3
  Aptana 1.2.6
  Aptana Pydev 1.4.4
  Aptana RadRails 1.2.1
  CheckStyle 4.4.2
  DBViewer 1.1.0.v20090121
  DBViewer JDT 拡張 1.0.3
  FindBugs 1.3.7
  Jadclipse 3.3.0、Jad 158g
  Limy Eclipse Code Plugin 1.5.4
  NTail 1.0.0
  Open External 0.7.0
  Properties Editor 5.0.1
  QuickREx 3.5.0
  ShellEd 1.0.4
  Tomcat Launcher 3.2.1
    Platform Ultimate Java C/C++ PHP Ruby Python


■ 各パッケージの内容  (緑字は「JRE あり」版の機能)
Pleiades All in One Platform
  • 自分でプラグインを揃えたい上級者向けの超軽量パッケージです。
  • CVS や JDT も含まれず、そのままでは何も開発できません。
Pleiades All in One Ultimate
  • Java、C/C++、PHP、Ruby、Python (*) 開発者向けのパッケージを統合したパッケージです。
    (*) Aptana 1.2 以降で JDT や WTP などとの組み合わせでいくつかの問題が発生するようになったため、Aptana が含まれる Ruby、Python パッケージは Ultimate に含めないようにしました。(2009/04/26)
  • 高機能ですが、重いため、マシンが非力な場合はお勧めできません。
  • Ultimate 固有のものとして、mysql-connector-java ディレクトリーに MySQL の JDBC ドライバーが含まれています。
Pleiades All in One Java
  • Java 開発者向けパッケージです。
  • Eclipse 公式パッケージ Java EE Developers、RCP/Plug-in Developers のプラグインと追加プラグインで構成されています。
  • Jadclipse で使用する jad.exe は eclipse のルート・ディレクトリーに配置しているため、パス設定は不要です。
  • eclipse/jre ディレクトリーとは別に、アプリケーション開発用として 3 バージョンの JRE が jre1.4、jre1.5、jre1.6 ディレクトリーに格納されています。 これらの JRE は通常の JRE とは異なり、開発に必要な tools.jar や Java 標準 API ソースなどが含まれており、 JDK のインストールは不要です(インストールされていても問題ありません)。 開発する Java アプリケーションの環境が JRE 5 でない場合は、[設定] - [Java] - [インストール済みの JRE] で該当するバージョンの JRE をチェックし、適切なコンパイラー設定を行ってください。
  • 自動設定により、何も設定せずに Tomcat Launcher で Tomcat 5.5 を起動できます。使用する Tomcat のバージョンを変更する場合は [ウィンドウ] - [設定] - [Tomcat] からパス設定を変更してください。WTP を使用する場合は、サーバー・ビューから新規サーバーを作成してください。
Pleiades All in One C/C++
  • C/C++ 開発者向けパッケージです。
  • Eclipse 公式パッケージ C/C++ Developers のプラグインと追加プラグインで構成されています。
  • MinGW には 最小構成に g++、GDB が含まれています。
  • MSYS を CUI で実行するための msys/1.0/etc/fstab は未設定です。
  • Eclipse 上から使用する限り、MinGW、MSYS のための環境変数 PATH を設定する必要はありません。
Pleiades All in One PHP
  • PHP 開発者向けパッケージです。
  • PDT、WST と追加プラグインで構成されています。
  • XAMPP を使用する場合は最初に xampp/setup-xampp.bat を実行してください。
  • XAMPP コントロール・パネルは日本語済みです。
  • Zend Debugger で必要なファイルは xampp/php/zendDebugger/php-5.2.x/ZendDebugger.dll、xampp/htdocs/dummy.php に格納され、xampp/apache/bin/php.ini (1319 行目) 設定済みです。
  • PEAR を使用する場合は xampp/php/go-pear.bat を実行してください。パス設定のために先に setup-xampp.bat の実行が必要ですが、setup-xampp.bat 実行により xampp/php/PEAR/go-pear.phar が壊れるバグがあるようです。これは setup-xampp.bat の最後に go-pear.phar をバックアップから戻す処理を追加し、対応済みです。
Pleiades All in One Ruby
  • Ruby 開発者向けパッケージです。
  • Aptana、RadRails と追加プラグインで構成されています。
  • Instant Rails には Ruby 本体、Rails、Apache、MySQL、phpMyAdmin が含まれています。
  • Apache、MySQL などの起動/停止を行うための InstantRails.exe は日本語済みです。
Pleiades All in One Python
  • Python 開発者向けパッケージです。
  • PyDev と追加プラグインで構成されています。
  • XAMPP を使用する場合は最初に xampp/setup-xampp.bat を実行してください。
  • XAMPP コントロール・パネルは日本語済みです。
  • 「JRE あり」版について

    既に JDK や JRE がインストールされている場合でも、「JRE あり」版をお勧めします。 これは通常インストールされている JDK は環境変数のパス設定に依存し、JDK のパス設定は Oracle など (Oracle だけではない) に勝手に書き換えられる可能性があり、予期せぬ不具合を 引き起こす場合があります。eclipse/jre に配置すれば環境に左右されることはありません。 特にチーム開発では eclipse/jre を使用すると環境の統一が容易です。

    なお、Java で開発する場合、通常はプロジェクトで Java のバージョンが規定されていますが、eclipse/jre は Eclipse を動作させるための環境であり、開発対象となるアプリケーションの実行環境とは無関係です。 ディスク容量が足りないなどの理由が無い限り、Eclipse 実行 JRE とアプリケーション実行 JRE は別のディレクトリーに配置することをお勧めします。別にすることで、相互依存せずにバージョンを変更することができます。 Java パッケージ JRE あり版の eclipse/jre と jre1.6 ディレクトリーの内容が同じにもかかわらず別になっているのはそのためです。

  • 自動デフォルト設定機能

    インストール場所、ワークスペースの場所などにより適切な設定値や保管場所は異なるため、 通常は事前設定やインストーラーなどでは設定することはできませんが、Pleiades ではワークスペース作成時にユーザーによる設定がまだ存在しない場合、動的に適切なデフォルト値を設定します。 これにより今まで誰もが毎回同じように行っていた退屈な設定はもう必要ありません。 もちろん、デフォルトと異なる設定が必要な場合は自分で設定する必要があります。 下表に自動設定項目を示します。

    自動設定項目 設定値
    一般 > 常にバックグラウンドで実行 ON
    一般 > エディター > テキスト・エディター > 行番号の表示 ON
    一般 > エディター > テキスト・エディター > スペル OFF
    一般 > エディター > テキスト・エディター > 注釈 > 出現箇所 水色
    一般 > エディター > テキスト・エディター > 注釈 > 書き込み出現箇所 薄緑
    一般 > 開始およびシャットダウン > 最後のウィンドウを閉じるときに終了を確認 OFF
    一般 > ワークスペース > デフォルト・ファイル・エンコード UTF-8
    一般 > ワークスペース > デフォルト・ファイル・エンコード コンボの選択肢に "MS932"、"EUC-JP" を追加
    一般 > 外観 > アニメーション OFF
    Aptana > マイ Aptana > My Aptana オプション 始動後に表示しないにチェック
    Aptana > 更新 : 自動的に新規更新を検索して通知 OFF
    C/C++ > 環境 > PATH ?/msys/1.0/bin
    Java > Jadclipse > デバッグ > オリジナル行番号をコメントとして出力 ON
    Java > Jadclipse > デバッグ > デバッグのためにコードをそろえる ON
    Java > エディター > 構文の色の指定 > Java > パラメーター変数
    Java > エディター > 構文の色の指定 > Java > ローカル変数参照
    Java > エディター > 構文の色の指定 > Java > ローカル変数宣言 緑、太字
    Java > エディター > 出現箇所のマーク > 選択項目変更時のマークを保持 OFF
    Java > インストール済みの JRE ?/jre1.4、?/jre1.5 (デフォルト)、?/jre1.6 の 3 つを設定。Javadoc URL には日本語のものを設定。
    PHP > PHP 実行可能ファイル > 実行可能ファイル・パス ?/xampp/php/php.exe
    PHP > PHP 実行可能ファイル > PHP ini ファイル ?/xampp/apache/bin/php.ini
    PHP > マニュアル http://www.php.net/manual/ja 追加
    Pydev > インタープリター - Python ?/python/python.exe
    Rails > 'rails' パス ?/InstantRails/ruby/bin/rails
    Rails > 'mongrel_rails' パス ?/InstantRails/ruby/bin/mongrel_rails
    Ruby > Rake > rake パス ?/InstantRails/ruby/bin/rake
    Ruby > インストール済みのインタープリター ?/InstantRails/ruby
    Tomcat > Tomcat ホーム ?/tomcat5.5

    表中の ? は eclipse.exe があるディレクトリーの親ディレクトリー、つまり Pleiades All in One のインストール・ディレクトリーを示します。 開発チームなどで自動デフォルト設定値をカスタマイズしたパッケージを作成する場合は、[インストール・ディレクトリー]/.metadata.default/ の内容を編集してください。.metadata.default では上記 ? にあたる部分は %ECLIPSE_HOME_PARENT% という変数が使用されています。 .metadata.default は Eclipse 起動時にワークスペースの .metadata が存在しない場合、Pleiades によりコピーされますが、そのときに %ECLIPSE_HOME_PARENT% は実際のパスに置換されます。

  • テキスト・ファイル・エンコーディングの設定

    ワークスペースのデフォルトとして、UTF-8 を設定していますが、各プロジェクトのエンコーディングが同じであっても、 プロジェクトのプロパティーでプロジェクトごとに設定することをお勧めします。 各プロジェクトごとに設定することにより、プロジェクトのエクスポート、インポート、バージョン管理などで、エンコーディング設定を共有することができます。

  • Ant のコンソール・エンコーディング

    Windows では Ant のコンソール・エンコーディングを MS932 にしないと出力に日本語が含まれる場合、何も出力されなくなります。 下記にコンソール・エンコーディングを指定しなかった場合のデフォルトを示します。

    • Eclipse 3.3 以前: OS デフォルト (Windows では MS932)
    • Eclipse 3.4.0、3.4.1: ワークスペースのエンコーディング設定
    • Eclipse 3.4.2: プロジェクトのエンコーディング設定

    Eclipse 3.3 以前は問題ありませんでしたが、3.4 以降、外部ツール構成 > 共通タブ > コンソール・エンコーディング を構成ごとに MS932 にする必要があります。Eclipse 3.4.1 までは、ワークスペースを MS932、プロジェクトを固有のエンコーディング設定にすることで個別設定を回避できましたが、3.4.2 ではプロジェクトが MS932 以外だった場合、個別に設定する以外に方法がなくなってしまいました。これでは面倒すぎるため、Pleiades では Ant の外部ツール構成に限り、コンソール・エンコーディングの指定がない場合は OS デフォルトのエンコーディングで動作するように拡張しています。

  • Mylyn や UDC は?

    どのパッケージにも含まれていません。必要な場合は別途インストールしてください。



■ ディレクトリー構成
c:\user ディレクトリーに配置した場合のディレクトリー構成を示します。

  • eclipse/
    eclipse 本体が格納されているディレクトリーです。このディレクトリーにある eclipse.exe で起動します。起動しなくなった、強制終了させた、プラグインの追加・削除を行ったなどの場合は eclipse.exe -clean.cmd で起動してください。-clean での起動は数分かかる場合があります。

    • dropins/
      追加プラグインが dropins ディレクトリーに格納されています。不要なプラグインを削除したい場合は対象のディレクトリーを削除してください。 例えば、Tomcat Launcher が不要な場合は TomcatLauncher ディレクトリーを削除します。

    • jre/
      eclipse 実行用の JRE を格納したディレクトリーで自動的に認識されます。 jre1.6 ディレクトリーと内容は同じです。

  • InstantRails/
    Ruby on Rails の開発に必要なセットです。Ruby、Ultimate パッケージに含まれています。

  • jre*/
    開発に必要な tools.jar や Java 標準 API ソース、各種コマンドを含むアプリケーション開発用 JRE の各バージョンです。Java、Ultimate パッケージに含まれています。

  • mingw/
    GNU C/C++ コンパイラーです。C/C++、Ultimate パッケージに含まれています。

  • msys/
    MinGW と連携するための Windows シェル環境です。make が含まれています。C/C++、Ultimate パッケージに含まれています。

  • python/
    python インタープリター。Python、Ultimate パッケージに含まれています。

  • tomcat*/
    Tomcat の各バージョンです。Java、Ultimate パッケージに含まれています。

  • workspace/
    Pleiades All in One のデフォルト・ワークスペース・ディレクトリーです (PHP 版のみ xampp/htdpcs)。 カスタマイズしたパッケージを作成する場合は eclipse/configuration/.settings/org.eclipse.ui.ide.prefs を編集してください。 起動後はメニューの [ファイル] > [ワークスペースの切り替え] で変更可能です。

  • xampp/
    PHP や Python の開発に必要なセットです。PHP、Python、Ultimate パッケージに含まれています。



■ 各プラグインの主な機能
JStyle
  • エディター上に全角空白、半角空白、タブ、改行(LF、CRLF、CR)を表示。
  • 太字を通常文字と同じ幅で表示するオプションあり。
RSE
  • リモートのサーバーをエクスプローラーのような GUI でアクセスし、直接編集が可能。
  • ローカルやサーバーの圧縮ファイル内のファイルを直接編集可能。
  • ローカルのコマンド・プロンプト、サーバーのターミナルが利用可能。
  • SCP や FTP、SFTP でファイル転送や同期が可能。
Subversive
  • eclipse.org 公式 Subversion クライアント。
  • Pleiades All in One にはコネクターとして SVNKit (最新) のみが含まれる。JavaHL や SVNKit の旧バージョンは問題が発生する可能性が高いため含めていない。SVNKit (最新) 以外のコネクターが必要な場合は別途インストールが必要。
Visual Editor
  • Swing、SWT でウィンドウ・アプリケーションを作成するためのビジュアル GUI エディター。
Amateras ERD
  • ER 図モデリング・ツール。DB との連携が可能。
Amateras UML
  • クラス図などの UML モデリング・ツール。コードとの連携が可能。
AnyEdit tools
  • ログやエディターに表示されたクラス名やファイル名上での右クリックからエディターを開くことが可能。
  • 文字列を選択し、XXX_CD のようなアンダーバー形式の名前と、xxxCd のようなキャメル形式を相互変換。
Aptana
  • HTML、JavaScript、CSS の編集や AJAX 開発などを支援する Web 統合開発環境。
Aptana RadRials
  • Ruby on Rails 開発環境。Ruby 開発環境の RDT が含まれている。
CheckStyle
  • Java コーディング・チェック・ツール。
DBViewer
  • DB フロント・エンド。表形式で参照、編集。SQL 発行、整形など。
  • Java の場合、エンティティ・コード生成機能あり。
Open External
  • パッケージ・エクスプローラーなどのコンテキスト・メニューの「外部で開く」に 「Windows エクスプローラー」、「コマンド・プロンプト」を追加。
  • Mac OS 固有の設定ページは表示されないようにカスタマイズ済み。
FindBugs
  • Java でバグの可能性があるコードを自動検出。
JadClipse
  • Java 逆コンパイラー。jar ファイルなどでソースの添付がない場合でも、ソースとしての閲覧が可能。
Limy Eclipse Code Plugin
  • Java ソースで日本語などのフィールド・コメントから getter、setter の Javadoc コメントを生成。
  • ファイルの文字エンコーディングを一括変換。
NTail
  • ログ・ファイル・ビューアー。tail コマンドのようなもの。
Properties Editor
  • Java のプロパティー編集用エディター。native2ascii 不要。
QuickREx
  • 正規表現をビュー上で簡単にテスト。
ShellEd
  • csh、sh などのシェル・エディター。